プロフィール(2021年2月15日)

1.自己紹介

私は建設業の業務改善コンサルタントです。
ゼネコン様、エンジニアリング会社様の課題解決と利益向上のお手伝いをしています。
2024年に建設業に適用される「時間外労働の上限規制」をクリアするため、休日出勤・残業時間削減のお手伝いが重要な使命であると考えています。
リモートによるコンサルや研修も承ります。

私は鹿島建設に36年勤務して退職後に独立起業しました。
鹿島在職中は、設計10年、見積・施工管理を5年、全社の生産性向上のしくみづくりを21年間担当しました。
電子商取引、見積書作成、原価管理、工事データベースなどのしくみづくりの主担当としてノウハウを蓄積してきました。
そのノウハウを中堅ゼネコン様向けに最適化した改善メニューを提供いたします。
建設業界での40年以上の活動を通じて建設業に共通する課題を把握し、その解決ノウハウを盛り込みました。
短期間で最小限の手間とコストで成果を上げられます。
QCやVE手法に基づいた合理的な改善手法でもあります。
提供するサービスの3本柱は、以下の通りです。
①業務改善全般
②業務改善を支える社員研修
③利益を上げられない設備工事管理の強化 の3点です。

①業務改善全般
貴社の実情に合わせた最適の改善メニューを提供します。
・デスクワーク改善:会議の効率化、主要書類の電子ひな形化、情報共有の促進、コミュニケーション向上
・現場IT化支援:タブレットの導入・活用、書類の電子化と共有、施工間調整会議の効率化
・施工能力強化:品質(Q)、コスト(C)、工程(D)、安全(S)、環境(E)の管理体制強化の支援

②業務改善を支える社員研修
業務改善をスムーズに進めるための社員研修です。
グループワークを効果的に取り入れ、即業務改善に役立つ研修プログラムを提供します。
貴社に最適な内容にカスタマイズして提供します。

③利益を上げられない設備工事管理の強化
中堅ゼネコン向けに設備工事(空調・給排水)強化の支援をします。
下請けの設備サブコン任せにせずに、目標利益や品質を確保できるしくみづくりを支援します。

2.職歴

1980年4月 鹿島建設入社(専門分野:建築設備 給排水衛生・空調設備)
(設計部署11年、工事部署3年、本社技術管理部門22年)

2016年9月 同上定年退職
2017年4月 足立バリューアップ・コンサルティング設立

3.主な資格

・ CVS(米国VE協会公認スペシャリスト)
・ 技術士(衛生工学 空気調和)
・ 一級管工事施工管理技士
・ 建築設備士
・ 空調衛生工学会設備士
・ 日本VE協会登録コンサルタント

4.所属団体

① 日本VE協会
② NPO建設技術監査センター
③ 東京技術士会
④ 横浜商工会議所

5.鹿島建設在職中の主な業務

・ 設計VE(設計最適化)、コストダウン検討
・ 現場施工の最適化(生産性向上の工夫、施工管理のIT化)
・ 業務の生産性向上の仕組みつくり(社内システム開発)
→ 電子商取引システム(CI-NET)の社内への導入・普及展開
→ 見積書作成、原価管理、工事台帳、不具合情報管理などのシステム構築
・ コストデータベース構築(建物用途ごとのコストデータの蓄積・分析・活用)
・ VE手法の社内外への普及推進
・ 設計業務:設備設計担当(空調・給排水衛生設備)
・ 見積業務:空調・給排水衛生・電気設備の見積書作成
・ 施工管理業務:空調・給排水衛生・電気設備(現場常駐1件、非常駐:15件)
【社外活動】
・(一般社団法人)建築設備技術者協会 理事
・(公益財団法人)建設業振興基金 電子商取引CI-NET 設備見積ワーキンググループ主査
・(公益社団法人)日本VE協会東日本支部

6.日本VE協会における主な活動実績

・ 東日本支部副支部長(2007年~2009年)
・ 普及功労賞受賞(2011年)
・ 東日本支部ものつくり部会副主査(2007年~2009年)
・ 日本VE協会主催VE全国大会での論文発表(佳作1編、入選3編)
→建設VE検討におけるテーマしぼりこみ法(その2)2003年佳作
→発注者ニーズの機能系統図を利用したVE手法 2013年入選
→建設工事の総合評価方式技術提案への「開発のVE」手法の導入2012年入選
→ VE全国大会での特別発表 「業務の短時間改善法」(2018年)

7.地方自治体への技術支援(公共工事)

・総合評価落札制度の事業者選定委員(関西地区 某自治体)
・公共工事の監査員(東京都N区、千葉県N市、千葉県U市、静岡県H市、千葉県S市)
・公共工事の検査代行(千葉県N市)

8.VE関連コンサル活動実績

・民間建設会社の業務改善支援
→ 関東地区の中堅ゼネコン(2019年~)
→ 中部地区の中堅ゼネコン(2019年)
・地方自治体の業務改善支援
→ 裾野市役所(2018年)
・農林水産省の出先機関の業務改善支援
→ 中国四国農政局(2017年)
・官と民の協働ワークショップのファシリテーター
→ 藤沢市の地区センター新築工事(2017年)

足立の研修

9.主な研修講師実績

VE基礎研修(12時間:2日間)

  • 静岡県庁(2017年、2018年、2019年、2020年、2021年)
  • 大手建設会社(2018年、2019年、2020年、2021年)
  • 大手建設会社グループ会社(2019年、2020年)
  • 九州地区中堅建設会社(2020年)
  • ツーロイ大学(ベトナム ホーチミン市)(2019年)
  • 日本水土総合研究所(2017年)

生産性向上支援訓練:6時間」(独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構)

  • 「品質管理基本」(中部地区の中堅ゼネコン)2018年
  • 「品質管理実践」(中部地区の中堅ゼネコン)2018年
  • 「業務効率向上のための時間管理」(中部地区の中堅ゼネコン)2019年
  • 「成果を上げる業務改善」(中部地区の中堅ゼネコン)2019年
  • 「管理者のための問題解決力向上」(中部地区の中堅ゼネコン)2019年
  • 「職場のリーダーに求められる統率力の向上」(中部地区の中堅ゼネコン)2019年
  • 「品質管理実践」(中部地区の設計事務所)2021年

1級管工事施工管理技士 受験講習会講師

  • 中部地区、東北地区、関東地区(2018年、2019年)

全国VE活動推進研究会(12自治体参加)

  • 「業務改善の短時間VE」(2017年)

日本VE協会技術交流会

  • 「90分VEで働き方改革を実現!」(2017年)

建設現場の生産性向上「CCPM工程計画の概要」(2017年)

  • 九州地区の建設会社より13名参加(総含評価支援センター主催)

プレゼンテーション研修

  • 農林水産省関東農政局(2017年)

建設現場の生産性向上「i-Constructionの概要」(2017年)

  • 札幌地区の建設会社より15名参加(総含評価支援センター主催)